競馬を見ていて気づくのは、レース中、同じ馬主や厩舎どうしの馬が近くを走っていることが多いことです。そしてその組み合わせで馬券になることも少なくない。
おそらくレース中の位置取りよりも、馬が邪魔されることなく安心して走れるということの方が大事で、道中を楽に走れた馬が最後の直線で伸びてくる。また、安心して走れるという効果は馬だけでなく騎手にとっても大きいと思われますし。
同馬主どうし、同厩舎どうしの馬券がしばしば高配当になっているのもその証拠ではないかと思います。人気の無い馬が来ている、つまり予想された実力よりも走っているということですから。
安心して走れる組み合わせには、仲の良い騎手どうし、というのもあると自分は睨んでいます。実際自分が、仲が良いであろうと推測している騎手の組み合わせがいくつかあって、彼らはしばしば並んで走っていて、そして一緒に馬券になって高配当を出したりしている。
ラジオのレース実況で、先頭から順に馬の位置取りが述べられていくとき、例えば田中勝春の馬の名が出たら、『近くに北村宏がいるぞ』と思う、あんのじょう北村の馬の名前が次に出て笑ってしまう という具合です。この二人は仲が良いと自分は踏んでるわけです。
この二人の組み合わせでの高配当も多い。
これは、人気以上に走れるという要因なので、うまく処理すれば、馬券作戦に使えると思います。